レンタカー・ワイトモ・ロトルア・ラフティング・マオリ・ウェリントン

    【 出発 】

 2月20日 大韓航空便  関空16:50発 SEOUL18:40着 SEOUL20:45発  

《 航空機 》

  インターネットで購入する予定で、ニュージーランド航空、カンタス航空 などを
  比較検討した結果、価格差を見逃せず KAL(大韓航空)に決定しました。
  
  ソウル仁川空港の規模に驚く。でかい・広い。ソウルからの機内は韓国の団体さんで
  賑やか。明るく楽しいおばさん達でした。エコノミー症候群の予防のためか、じっと
  していなくて、うろうろ。2-3人集るとお喋りで笑い声。いかにも旅を楽しむ感じで
  とてもほほえましかったです。私の欠勤に対する罪悪感(?)も少し和らぎました。
  

 2月21日 11:45Am AUCKLAND着  

  【 レンタカー 】
  空港の12番出口を出た処にスタッフが居るはずでしたが、それらしき人物は居ない。
  入国手続きの際に少し時間がかかったので、もしや帰った?と内心心配する。
  とそこへ丁度レンタカー会社の名前を書いた車が到着。その車に乗って市内方面へ
  10分程走ったところにある営業所に移動。

  大手のレンタカー会社に予約を入れていたのだが、あいにく2月のニュージーランド
  (以後NZ)は、最高の観光シーズン。車の空きが無いということで、別のレンタカー
  会社を紹介してもらいました。

  その Thrifty Car Rental社も ハイシーズンなので、当方の希望期間北島2日間では
  貸してもらえず、結局最低規定の4日間で契約し2日間で返す事で、ようやく予約が取れた
  経緯がありました。もったいなかったのですが、どうしても車は必要であり、止むを得ま
  せんでした。
                             
       
 
14:00 【 スタート 】
     
  有名な 土ボタルの洞窟(GLOWWORM CAVES)があるのは AUCKLAND空港から
  約200Km、3時間とガイド本に書いてありました。CAVEの中を巡るツアーは30分毎で、
  最終のツアーは5時30分との事。
  もし、14:00までにスタート出来れば、Cave(洞窟)へ、遅くなればROTORUAへ直行という
  計画でしたので、急ぎ、洞窟のある Waitomoへ向かいました。


  国道20号線から1号線に入り、Hamilton から30号線を経て、午後4:30に到着しました。
  ツアーは午後5時からのに入れました。鍾乳洞めぐりのあと、洞窟内でボートに乗り換え
  天井にびっしりと張付いて、青い幻想的な土ボタル(GLOWWORM)の放つ光を見ました。

  旅行前から数名の人に「素晴らしい」と聞いていたので、とても楽しみにしていました。
  思ったより小さかったんですが、光は素晴らしかった。近眼なので ぼんやりした光で
  ピントが合わずちょっと残念だったけど ほんとに幻想的でした。 <Cave fee NZ$25>


  【 エピソード 】 

  17:00からのツァーを待つ間、Caveの前で、コーヒー(カプチーノ)とケーキを注文しました。 
  ところが出てきたのは、紅茶(Tea)。到着間もなくであり、照れも相まって発音にメリハリ
  が無く、  Caputino が Cup of tea に聞こえたようです。

   18:30 Waitomo 出発   20:30 Rotorua 着  【 ロトルア 】

  ワイトモからロトルアは 150Km。
  初日の宿は internet で予約していたのと 地図もコピーして持参していたので すぐ
  判りました。初日のレンタカーのトラブルなどのリスクを考えて、日本の方が経営されて
  いるモーテルにしました。出発前のメールのやり取りで、ロトルアの観光ポイントを
  教えてもらったり、 Rafting の予約 など々、助かりました。

  到着が遅かったので、教えてもらった街中のおしゃれな小さなレストラン(Cafe Frios)で
  夕食(フィレステーキ)を食べました。店の人お勧めのビール( Speight's ) はちょっ
   ぴり苦味があってすごく美味しく、以後は このビール(スパイツ)オンリーでした。
   レストラン(NZ$65.6/ 2人) ロトルア泊(Terume Resort NZ$120/TWIN)


 2月22日 
   
   朝、モ-テルの露天風呂(温泉)に入る。硫黄のつんとした匂い、白濁の湯でした。
    
   9:00Am 【 ラフティッグ・ゴムボートによる急流下り 】

  宿のOWNERにお願いして予約していた Rafting。9時に迎えに来ました。別のホテルで
  2名 PICK UPして4名。約30分走って Kaituna川畔の小屋に到着。ゴムウェットスーツ
  に着替えて、ヘルメットを被り完全装備。自分たちでゴムボートを河畔に運び、まずは
  練習(前進・後退の漕ぎ 急流時の体勢)。掛け声を合図に4人が一斉に行動しないと
  いけない。緊張する。


 

  
  茂みの中でそういう光景を写真にとってくれていました。買わずにいられませんね。
  ずぶぬれになるからカメラご法度。上手い商法だ(笑) NZ$45 CD-ROM


 11:30Am 【 ファカレワレワ地熱地帯 ・  マオリコンサート 】


  間欠泉。あちこちから熱風や蒸気が湧いている。散策道を歩いて鑑賞。隣のマオリ村で
  マオリコンサート。例の舌をベロベロ出す踊りなど。音楽はリズムが最高。なんとも
  言えないいい感じ。女性はお手玉のような道具を回したり、投げたり となかなか優雅。
  ウェリントンへの移動の時間が気になりながらも、ショーはとても楽しめました。
  (入場料 NZ$ 36 / 1人 ) 相棒は本気でマオリMUSICのCD探していました(笑)


     14:00 【 ウェリントンへ出発 】

   ロトルアから ウェリントンは約 500Km。 6時間を予定。強行軍を覚悟してスタート。
   ガソリンを満タンにする。こちらのスタンドはセルフが基本だが、店員もいて手が空いて
   たら入れてくれる。10リッターNZ$11 (1L=約75円)でした。
     
   ロトルアからの道は国道5号線。TAUPOという町で滝(FUKA)を見る、すごい泡・ど迫力。
   TAUPOの町は北島の中央に位置し、NZ最大の湖タウポ湖のほとりにある。湖の東南
   沿いに進む。 TAUPOから道は1号線となる。

   湖を過ぎると右手一帯がトンガリロ国立公園。右車窓から雪を頂いた Mt.Tongariro
   Mt.Ngauruhoe が見える。美しい。周りは砂漠のような荒涼とした景観で、こんな処で
   車が故障したらどうなるの?というぐらいの何も無い地域。だけど、遠方の雪を頂いた
   この2つの山の姿が素晴らしい。この辺りはハイキングコースや登山コースが整備され
   NZでも有数のトラッピングのメッカだそうです。「うーん 時間があればなあ」

                            
   
   ウェリントンまで あと、50Km程に近づいた頃から右手に タスマン海。すこし荒い。
   道は海に沿って走る。 日本海沿いの景色に似てるなあ。

   午後9時を過ぎるまで明るいし、過ぎても真っ暗になるまでに 時間が相当かかる。
   旅人にはすごくうれしい。間もなくウェリントン。


  21:00 【 ウェリントン 着 】

   明日の朝9時にはもう離れないといけないので、1夜だけの観光。まずは運行時間
   (10時まで)が気になるケーブルカー。しかし乗り場が判らない。探すこと30分。
   ようやくビルの間から入る駅を発見。最終便の一つ前に乗れました。すぐ折り返しの
   下りに乗るため、5分程の山頂でしたが、駅の横の展望台からの夜景は見ごたえが
   ありました。赤いケーブルカーも可愛く雰囲気がありました。

   週末なので、山頂のレストランはおしゃれした人々でゴ-ジャス。今夜の寝る場所も
   決まっていない我々の立場との違いの大きさにちょっとショック(笑)
   国会議事堂 や 鉄道の駅、政府館などライトアップされた建物を鑑賞しました。

   駅の近くの球場ではコンサートなのか 若者のイベントが催されているのか花火が
   あがっていました。ウェリントンの町はこじんまりした感じでしたが、坂が多く、
   住宅地が町の中心部に近く、路上に駐車した車が列をなし、ちょうど神戸の山手の
   雰囲気でした。

   すでに23:00近くになりさすがに疲れを感じたので、結局明日朝のフェリー乗り場
   で、車中泊としました。持参した寝袋に入ると暖かく、ぐっすり休めました。

   NZでは北島から南島へのレンタカーの移動は認められておらず、ウェリントンで
   返却しないといけません。ところが 借りている Thrifty 社は ウェリントンに
   営業所が無い。返却はフェリー乗り場の前の金網内の駐車場に入れて、車のキーは
   フェリーのチケット窓口へ預けてくれとの事。こんな経験ははじめて。
   大丈夫かなあ? 金網の駐車場はあったけど、どこに置いたらいいの?
   キーを発券窓口に持っていってもしも、「知らんで!」と言われたらどうしよう?
   だいたいチケット売り場の窓口がそんな事する? 相当不安。

       『 続く   フェリーで南島へ移動です 』

                    
 

2002年秋に思い立ち、2003年2月末から行って来ました。
 その 旅行記 (ドライブ旅行記)です。